米パラレルス(セルゲイ・ベローゾフCEO)は、7月19日から21日に開催した世界最大級のホスティングサービスイベント「HostingCon 2010」の基調講演で「Parallels Automation 5.0」のリリースを発表した。また、7月22日、中小企業のニーズに対応するため、Application Packaging Standard(APS)カタログに新たに7種類のクラウドサービスを追加したと発表した。

 「Parallels Automation 5.0」では、Microsoft Exchange 2010のサポート、Office Communications Server 2007 R2によるユニファイドコミュニケーションの実現、クラウドシンジケート機能の強化、自社運用の顧客ディレクトリの統合(CDI)など、Parallels 100以上の新機能を追加している。

 同製品には、PCI Payment Application DSS認定をもつ「Parallels Business Automation(PBA)」も含まれており、PCI DSSコンプライアンスを必要とするプロバイダのPCI監査の簡略化を実現する。さらに、ビジネス電子メール用にOpen-Xchangeをベースとするサービス機能も強化しており、サービスプロバイダに新たな収入源を提供する。

 APSカタログの新クラウドサービスでは、APS 1.2規格にライセンシング機能を新たに追加したことで、サービスプロバイダは中小企業が必要とするアプリケーションの管理・提供に加え、迅速かつ簡単にライセンス供与できるようになった。

 追加したサービスは、ビデオ会議「Persony's Web Conferencing 2.0」、VoIP「4PSA's VoiP Now」、クライアント管理「SugarCRM's」、プロジェクト管理「Wrike.com」、モバイルウェブサイト構成「Unity Mobile」、ウェブメール「Atmail Webmail」、ショッピングカート「Pinnacle Cart」の7種類。これにより中小企業は、ビジネスに不可欠なツールにアクセスすることが可能となる。