富士通(山本正已社長)は、地方独立行政法人の静岡県立病院機構(神原啓文理事長)と共同で、地域医療連携システム「ふじのくにバーチャル・メガ・ホスピタル(ふじのくにねっと)」を構築したと発表した。2月に三つの中核病院と13診療所を対象に実証実験を開始し、4月から本稼働させる計画だ。

 総務省の「地域ICT利活用広域連携事業」の委託を受けて、静岡県立病院機構と富士通が共同で手がけたプロジェクト。「ふじのくにねっと」は、複数の病院や診療所が共通の電子カルテシステムを共有できる情報システムで、富士通の地域医療連携パッケージをベースに開発した。

 静岡県立病院機構は、県内のデータセンターに、県全域をカバーする地域医療連携システムの基盤を全国で初めて整備し、16年度までに県全域の医療関連機関(約27中核病院/約210診療機関)の参加を目標とするプロジェクトを推進する。(木村剛士)