日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、ネットワーク管理ソフトウェア「Network Node Manager i-series(NNMi)」から、複数のIT環境を1台の監視サーバーで管理できる最新版「NNMi 9.10」を、7月1日に発売する。価格は50万4000円から。

 「NNMi 9.10」は、マルチテナンシー機能を備え、1台のNNMiサーバーで異なるセキュリティや監視のポリシーをもった複数のネットワーク機器のグループを同時に管理することができる。各グループの参照や設定、変更などのアクセス権限を個別に設定できる。分析画面を改善し、ノードごとにホスト名やIPアドレスの機器情報に加え、ステータス、トポロジー構成、インシデント履歴などのトラブル対応に必要な情報を一つの画面で表示する。

 「NNMi 9.10」と同時に、オプション製品で展開するパフォーマンス管理ツール「iSPI Performance for Metrics/Traffic/QA」の機能を強化し、「9.10」バージョンとして発売する。価格は75万6000円から。

 「NNMi」は、企業やサービスプロバイダ、データセンター(DC)などを主要ターゲットとしている。日本HPは「NNMi」の販売実績を公表していないが、HPソフトウェア事業統括 ITマネジメント・ソリューション事業部の山本明厚事業部長は、「(NNMiは)主力製品であり、当社のソフトウェアのなかでのウェイトが大きい」と、「NNMi」の位置づけを表現した。(ゼンフ ミシャ)

HPソフトウェア事業統括 ITマネジメント・ソリューション事業部の山本明厚事業部長