富士通(山本正已社長)は、6月29日、中国国家統計局が2010年11月~11年4月に行った第6次国勢調査プロジェクトに、富士通グループの高速ドキュメントスキャナ「fiシリーズ」1700台と中国語OCR(光学式文字認識)ソフトウェアが採用されたと発表した。

 中国の国勢調査では、調査員が各家庭を訪問して人口分布や生活実態を調査し、調査員の記入した手書きの記録をスキャナとOCRソフトによって電子データ化する。

 今回は、数百万人の調査員が各家庭の収支状況や職業、学歴などの情報を手書きで記録した約7億4000万枚の用紙を中国全土の500拠点でスキャニングするため、24時間連続稼働できる耐久性をもつスキャナや高い認識率のOCRソフトが求められたことから、富士通グループの製品が採用されたという。

 「fiシリーズ」は、A4カラーで毎分90枚/180面の高速読取を実現し、24時間連続稼働で1日に4万5000枚の用紙をスキャニングすることができる。中国語OCRソフトは、手書き文字の多様な変形に対応する認識技術を採用し、99.4%以上の高認識率を実現している。(ゼンフ ミシャ)