富士通(間塚道義会長兼社長)は、3月23日、石油元売り大手の出光興産と共同で、中国広東省の機能性樹脂コンパウンド製造工場の生産管理システムを構築したと発表した。

 構築したのは、機能性樹脂コンパウンドの受注管理や生産計画、生産実績管理、出荷管理、在庫管理などを行うシステム。日本、中国、東南アジアで約1400システム以上の導入実績をもつ富士通の生産管理ソリューション「PRONES(プロネス)」をベースに開発した。

 構築にあたって、中国でのシステム構築ノウハウをもつ富士通信息系統有限公司と連携。中国の会計制度や税制への対応、保税システムや税関システム対応など、中国におけるシステム構築の留意点を踏まえながら、日本からのガバナンスや連携を柔軟に行うことができる生産管理システムを構築した。

 出光興産では、2008年、同社にとって初めての機能性樹脂コンパウンドの自社製造工場となる出光複合工程塑料有限公司を設立し、10年3月23日に生産を開始した。富士通は、出光興産が工場進出を計画していた当初からプロジェクトに参画し、生産管理システムの構築を担当していた。