キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、川崎正己社長)は、MFP(複合機)にプリントサーバー機能を取り込むソフトウェアの販売を2012年1月下旬から開始する。キヤノンのMFP「imageRUNNER ADVANCE」のミドルウェアソフトMEAPに対応したもので、MFPの導入台数ベースでおよそ30台規模までの事業所を主なターゲットにする。

 製品名は「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」。同業他社にもMFPにプリントサーバー機能を取り込む動きはあるが、30台の比較的大きな規模でサーバーレス化するのは「先駆的な取り組み」(キヤノンMJドキュメントマネジメント企画部MEAPソリューション企画課の新田洋平氏)と胸を張る。プリンタサーバーは、例えばICカードでユーザー認証を行う“留め置き印刷”によって情報セキュリティを保ったり、印刷ミスを印刷する前に削除したりするなどで、紙資源を節約するなどの役割を担う。これらの機能をMFP側に取り込む仕組みだ。

 MFP30台規模で試算すると、サーバーを購入する初期費用と、3年間のサーバー運用費用を合わせて1000万円余り削減できるとキヤノンMJでは試算。さらにサーバーをなくした分の省エネにも役立つことから、発売後1年間で3000ライセンスの販売を見込んでいる。(安藤章司)