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キヤノンMJ、複合機向けアプリでセキュリティと省エネを強化

2011/11/24 10:37

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、川崎正己社長)は、キヤノン複合機(MFP)向けアプリケーションソフトの「えらんでマイプリント for MEAP ADVANCE」を2012年1月中旬に、「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」を1月下旬に発売する。

 「えらんでマイプリント for MEAP ADVANCE」は、複合機を1台だけ使っている個人事務所やSOHO向けで、ICカードを使わずに「留め置き印刷」ができる。一方、「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」は、ICカードを使ったユーザー認証でセキュリティを保つ方式だが、これまで必要だった専用のプリントサーバーが不要になる。 

キヤノンMJドキュメントマネジメント企画部MEAPソリューション企画課の新田洋平氏

 「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」は、MFP自身がプリントサーバーの役割を担う。キヤノンMJドキュメントマネジメント企画部MEAPソリューション企画課の新田洋平氏は、「ICカードを使った認証や留め置き印刷など、これまでのセキュアなプリント環境をサーバーなしで実現する」と説明する。MFPの導入台数ベースでおよそ30台規模まで対応しており、情報セキュリティだけでなく、省エネにも役立つ。

 キヤノンMJでは、「えらんでマイプリント for MEAP ADVANCE」は1ライセンスあたり4万円(税別)で年間5000本、「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」は市場想定価格10万8000円で年間3000本の販売を見込んでいる。
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キヤノンマーケティングジャパン 総務部 品川総務課長 斉藤金弥 氏

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外部リンク

キヤノンマーケティングジャパン=http://canon.jp/