アクロニクス・ジャパン(村上督代表取締役)は、2月7日、「アクロニス世界障害復旧評価指標:2012」を発表した。米アクロニスが、昨年9~10月、世界18か国の企業IT管理者を対象に実施した自社のバックアップとリカバリに関する信頼度調査の結果をまとめたもの。

 「障害復旧評価指標」は、企業のバックアップとリカバリに関する信頼度と能力を国別に格付けするもの。企業は、この指標を活用することで、自社のバックアップ/ディザスタリカバリに対する信頼度と能力に関して、他国の同業者と比較し、改善に向けて必要な課題を把握することができる。

 発表によると、世界の障害復旧評価指標は、平均14%上昇。とくにノルウェー、スウェーデン、オーストラリアでの信頼度が約30%上昇した。日本は、前年同様3位にランクイン。とくに、バックアップ/ディザスタリカバリに関するトップ層の支持率、バックアップ/ディザスタリカバリを実施するテクノロジの展開率がともに10%上昇した。企業トップ層の支持率は、18か国中2位だった。

 大震災後のバックアップ/ディザスタリカバリでどのような変化が起きたかという問いに対しては、「バックアップのテストをさらに定期的に実施」が64%、「事業継続プランを導入」が57%、「ディザスタリカバリ/バックアップの作業ができるスタッフのトレーニングをより多く実施」が53%という結果だった。

 一方、中小・中堅企業でのバックアップと障害復旧運用の予算は、IT予算全体の6%と依然厳しく、前年よりも1%低下する結果となった。また、調査した企業のうち、40%が「バックアップ/ディザスタリカバリに関するIT予算がない」と回答した。このほか、日本の中小・中堅企業の90%が昨年ダウンタイムを経験。ダウンタイムの平均期間は、2.8日だった。