ノベル(徳永信二社長)は、3月26日、法人向けLinux製品の最新版「SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 2(SP2)」の提供を開始した。近日中にはパートナープログラムを刷新し、拡販体制を整える。

 最新版は、アプリケーションの互換を維持したままカーネルが更新できる新しい開発手法「Forward-Looking Development」を初めて採用。最新のLinuxカーネル「3.0」を搭載し、スケジューラやメモリ管理の最適化、アプリケーションのパフォーマンス向上、ネットワークの負荷分散などができるようになった。また、ファイルシステム「Btrfs」、OS仮想化技術「LXC(Linux Container)」、ディザスタリカバリやBCP(事業継続計画)の策定に有効な「ジオクラスタリング」などの機能を追加した。

 販売にあたって、「SUSEパートナープログラム」など、SUSEの販社に特化した制度を設ける。「SUSEソリューションパートナー」にはSUSE活用のSIや再販に必要なリソースを、「SUSEテクノロジーパートナー」にはSUSE活用のソフトウェアやハードウェア、アプライアンスなどの開発に必要なリソースを、「SUSEクラウドサービスプロバイダー」にはクラウド上でSUSE活用のサービス提供に必要な課金モデルを提供する。

 発表会で、営業本部の山崎正広SUSE事業担当シニアマネージャーは、「現在、SUSEの販売パートナーは50社程度。『SP2』の拡販に向けて、手厚く支援していく」とアピールした。(佐相彰彦)

山崎正広シニアマネージャー