東芝(佐々木則夫社長)、東芝エレベータ(秋葉慎一郎社長)、東芝ソリューション(河井信三社長)の東芝グループ3社は、経済産業省が2月に公募した「平成23年度エネルギー管理システム導入促進事業(BEMS注導入事業)」で、中小規模ビル施設向けに東芝製BEMS導入や付随する工事を実施してエネルギー管理を行うBEMS事業者(BEMSアグリゲータ)として採択されたと発表した。事業期間は、2012年度から2年間。

 「BEMS注導入事業」は、中小規模ビル施設に対してBEMS導入を促進し、エネルギー使用の効率化と電力需要の抑制を図るもの。BEMSアグリゲータごとの総量で10%以上の電力使用量抑制を目的としている。東芝グループ3社がBEMSアグリゲータとして採択されたことで、ビルオーナーなどは同社のBEMSの導入時に計測機器などの機器購入額の2分の1あるいは3分の1、工事費用については3分の1、それぞれ補助を受けることができる。

 東芝グループ3社は、この採択を機に、電力会社との契約電力が定格電力50~500kW未満の中小規模ビル施設向けのBEMS事業に本格参入し、12~13年度の2年間で1500棟分の受注を目指す。また、スマートコミュニティ事業全体で15年度9000億円の売り上げを目標としている。