日立製作所(日立、中西宏明社長)、シマンテック(河村浩明社長)、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、菊地哲社長)の3社は、ユーザーが追加作業をせずにシステムを復旧し、業務を自動的に再開するディザスタリカバリソリューションの提供を開始した。販売はCTCが手がける。

 日立とシマンテックの製品を組み合わせ、CTCを含めた3社が共同でシステム検証を実施したディザスタリカバリソリューション。VMwareのサーバー仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」によるサーバー仮想化環境下で、「VMware vCenter Site Recovery Manager 5(SRM)」と日立のユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage 100シリーズ(HUS 100シリーズ)」、シマンテックのソフトウェア「Symantec ApplicationHA(ApplicationHA)」を組み合わせたディザスタリカバリソリューションを検証した。

 「SRM」によるリモートサイトでの仮想マシンの復旧処理に、「HUS 100シリーズ」の提供するリモートレプリケーション機能によるデータのミラーリング処理、「ApplicationHA」による仮想マシン上のアプリケーション稼働状況の監視・制御処理を連携させることで、復旧プロセスを自動化する。管理者による手動での復旧作業などは不要で、運用にかかる負担や操作ミスを軽減するほか、システム復旧にかかる時間を短縮。災害などによるクラウド環境のシステム停止を防ぐ。(信澤健太)