マカフィーとインテルの技術融合による商品開発が進んでいる。マカフィーの日本法人は、インテルのテクノロジーを活用した新製品として、OSより深いレベルで脅威を監視するエンドポイントセキュリティ「Deep Defender」と、エンドポイントと通信するセキュリティ管理ツール「ePO Deep Command」を、8月1日に発売する。

 インテルは2010年8月に、マカフィーの買収を発表。両社がもつ技術を融合し、組み込み型セキュリティをはじめ、新しいタイプのセキュリティ製品の開発に取り組んできた。マカフィーは、共同開発の第一弾である「Deep Defender」と「ePO Deep Command」を2011年10月に米国で発売し、8月からは日本でも展開する。

 マカフィー日本法人のジャン・クロード・ブロイド社長は、インテルの技術を活用することで他社より強いセキュリティをもつ製品を武器に、日本市場での事業拡大を方針に掲げている。ブロイド社長は、「日本企業が情報セキュリティに投資する金額は、米国と比べてわずか5分に1のレベルにとどまっている。日本の情報セキュリティ市場は、まだまだ開拓のポテンシャルが大きい」と述べ、日本市場での拡販に意欲をみせた。

 マカフィーは「Deep Defender」と「ePO Deep Command」を、インテルとの共同製品開発の「出発点」(ブロイド社長)と位置づけており、今後、車載コンピュータなどの組み込み分野を中心に、製品のポートフォリオを拡充するという。さらに、インテルが提唱する薄型・軽量のノートパソコン「ウルトラブック」向けのセキュリティソリューションを提供し、ウルトラブックの普及をきっかけにしながら事業の伸長を目指す。(ゼンフ ミシャ)

マカフィー日本法人のジャン・クロード・ブロイド社長