日本オラクル(遠藤隆雄社長)は、1月24日、ユーザー企業向けのプライベートイベント「Oracle Industry Leadership Summit 2013」を東京・恵比寿で開催した。

 冒頭、三井物産の槍田松瑩取締役会長が、「過去に学ぶ企業経営のあり方 ~良い仕事~」と題して基調講演した。槍田取締役会長は、過去に三井物産が起こした不祥事を語り、「この経験を踏まえて、三井物産では企業理念に『良い仕事』を掲げた。あたりまえのことではあるが、社会・取引先・自分自身の各視点に立って仕事をこなすことが重要だ。このなかでも、とくに自分自身の視点をしっかりもって、やりがいを感じて、納得して仕事することが大事だ」と説いた。

 また槍田会長は、「いつでも、どこでも、何でも起こりうるのだという覚悟を常にもっていることが大事だ。覚悟があれば、仮に不祥事を起こしてしまったときにも、ポジティブに問題の解決に取り組むことができる」と経営者のあるべき姿を語った。 

三井物産の槍田松瑩取締役会長

 イベントでは、このほか製造・通信・金融・小売・消費財・公益・ヘルスサイエンス・エンターテインメント・物流の各業界でのIT活用事例を紹介する約30のセッションが行われた。(真鍋武)