リコー(近藤史朗社長)は、新しいプロジェクター製品を投入した。新製品は、同社製初の短焦点と「デスクエッジ」というデスクの端に置いて投写する2モデル。市場価格は10万円前後で、セイコーエプソンなど他社製品に比べ値頃感がある。新製品で、一般オフィスと学校の未設置場所への導入を目指す。

 新製品のうち、短焦点モデルの「RICOH PJ WX4240N/X4240N」は、約80cmの距離から80インチの画面を投写可能だ。学校の教室にある教卓や手狭な会議室で大画面表示ができ、インタラクティブ機能もオプションで搭載しているため、多用途に使うことができる。

 一方のデスクエッジモデル「RICOH PJ WX3340N/WX3340/X3340N/X3340」は、投写焦点を短くし、光学ズーム1.5倍を備えている。投射距離1.6~2.4mで80インチの画面を写し出せる。プロジェクタを会議室の中央に置く場合が多いなか、このモデルはデスクの端に置くので、使用時の熱風や騒音などが解消される。

 PJSマーケティンググループの南勇亮氏は「プロジェクターが常設されていない場所の常設設備になることで、市場に一石を投じたい」と語る。(谷畑良胤)