BI(ビジネスインテリジェンス)ソフト開発の豪Yellowfin(グレン・ラビー社長)は、BIソフトの販売ターゲット層を拡大することで売り上げ増につなげる。BIはデータ分析を行うアナリストが使うツールであり、ユーザー層が限られた“ニッチ製品”であることが課題だった。Yellowfinは外回りの営業マンでもBIデータを参照できるよう業界に先駆けてモバイルに対応したベンダーとして有名だが、2012年末までにMicrosoftのPowerPointのようなプレゼンテーション機能を世界で初めてBIソフトに実装した。

グレン・ラビー 社長
 プレゼンテーションからBIの元データまで、ダイレクトでさかのぼることができるのがBIに直接実装した最大のメリットで、これによって「販売ターゲットとなる層は、データアナリストだけのときに比べて10倍に広がる」(ラビー社長)という。今年度(2013年6月期)、世界での売り上げは前年度の倍を目指す。国内では京セラ丸善システムインテグレーションが取り扱っており、国内売り上げは前年度比30%増を念頭に置いているという。(安藤章司)