センドメール(末政延浩社長)は、メッセージストアサーバー「Mailcenter Store」とオブジェクトベースの分散ストレージ「Scality Ring Organic Storage」をネイティブ接続できるコネクタを開発し、4月17日に提供を開始した。

 「Scality Ring Organic Storage」は、米Scalityが開発し、コモディティサーバーでエクサバイトまで容易に拡張できるストレージソフトウェア。2012年7月からセンドメールが販売している。データをファイル単位ではなくオブジェクト単位で扱うオブジェクトベースストレージで、メールメッセージや画像ファイルなどの非構造データを効率的に収容でき、高速入出力に対応する。

 センドメールは、これまでウェブメールやアドレス帳、スケジューラ、ドキュメント管理などを標準装備するコラボレーションプラットフォーム「VMware Zimbra Collaboration Server for Sendmail」との組み合わせで「Scality Ring Organic Storage」を販売してきた。新たにメッセージストアサーバー「Mailcenter Store」とのコネクタを開発したことで、主にISP(インターネット・サービス・プロバイダ)をターゲットに販売を強化する。

 なお、「Scality Ring Organic Storage」用コネクタの開発とあわせて、「MailCENTER 3.0日本語版」は、構成コンポーネントの中核としてPOP/IMAP/LMTP処理を行う「mstore」を64ビット化し、マシンリソースを有効に活用するよう改善した。また、大規模環境向けに最適化した「Red Hat Enterprise Linux 6」に対応した。