ハンモック(若山正美代表取締役)は、5月8日、クラウド型新規顧客発掘・案件受注向上ツール「HotLeadCreator(ホットリードクリエイター)」の提供を開始した。営業活動に必要なリストの作成から、集約管理、見込顧客の抽出・案件化までをワンストップで提供することで案件を受注しやすくするほか、業務コストを削減することができる。

営業本部長
若山大典 取締役
 「HotLeadCreator」は、まず、企業内でばらばらに管理されているウェブサイトからの資料請求やメール、名刺データ、アンケートなどから収集した顧客情報と、既存の顧客データベース(DB)を自動的にクラウド上に集約して、営業活動に必要なリストとして作成する。次に、作成したリストに対して、ユーザーが設定した条件にあてはまるターゲットを抽出し、アンケートやメール配信を自動で行う。その後、メール閲覧の有無やアンケートへの回答など、顧客の反応を自動で反映して、より興味・関心の高い見込顧客を抽出する。こうして抽出した見込顧客に対して、さらに複数のアンケートやメール配信を実施することで、より優良な顧客を抽出できる。

 営業本部長の若山大典取締役は、「ばらばらになっている顧客リストを一か所で集中管理して、購買意欲の高い見込顧客を自動で抽出してくれるので、ユーザーは、営業にかかる手間を削減して、最短ルートで受注につなげることができる」とアピールする。

 また、従来はCRM(顧客関係管理)やメール配信システムを各ベンダーが個別の製品として提供していたので、ユーザー企業はシステムに多額のコスト負担を強いられていたが、「『HotLeadCreator』では、こうしたシステムをワンストップサービスとして提供するのでコストを安くできる。当社の試算では、年間で300万円以上の業務コストを削減できる」(若山取締役)という。

 さらに、「HotLeadCreator」では、インターネット上から最新の公的機関の発表した情報や、企業情報などを収集して、顧客リストに連結するサービス「GLUEDB」や、見込顧客に対して実施したアンケート結果を分析するツール「GLUEアンケート」をオプションで提供する。

 若山取締役は、「パートナー経由での販売を軸に、13年に100社に利用してもらうことを目標としている」と意欲をみせる。(真鍋武