NTTコミュニケーションズ(NTT Com、有馬彰社長)は、エンタープライズ向けクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」で、ユーザー企業の自社運用システム(オンプレミス)との間をインターネット経由で接続し、SDN(Software-Defined Networking)技術を活用することによって、オンプレミスからクラウドへの円滑で柔軟な移行を実現する世界初のクラウドマイグレーションサービス「オンプレミス接続サービス」を発売した。

 仮想化ソフト大手のVMware社とNTTの研究所との共同研究で開発した独自のSDN技術によって、円滑なクラウド移行を実現する。SDNに対応するゲートウェイ装置を顧客拠点に設置し、オンプレミスとクラウドを同一のネットワークセグメントで接続するので、オンプレミス環境のネットワークの設計・設定作業を軽減できる。また、オンプレミスのサーバーに付与されていたIPアドレスを移行先のクラウド環境でもそのまま利用できるので、サーバーの設定変更など、クラウド移行にかかる作業を大幅に削減する。

 ユーザー企業のオンプレミス環境と「Bizホスティング Enterprise Cloud」を、インターネット経由で接続し、最大100Mbpsの暗号化されたデータ通信を利用できる。ユーザー企業がすでに契約しているインターネット接続回線を利用する場合は、クラウド移行のための新たなネットワークの構築は不要となる。

  さらに、ゲートウェイ装置を含めて1日単位の料金で利用できるので、クラウド移行のための投資が不要で、必要な期間の費用に抑えることができる。税別価格は、初期費用が22万円、利用料金が1万800円/日(月額上限は22万3000円)。