SJI(李堅社長)は、3月17日、Androidアプリケーションの自動テストサービス「Sumatium(スマテ)β版」の提供を開始した。

事業統轄本部
李水平
先端技術研究センター長
 「Sumatium」は、クラウドを活用してAndroidアプリケーションの実機テストができるサービス。Androidのアップデート頻度が高く、対応機種が増えている実情を受けて開発した。ウェブブラウザから「Sumatium」のサイトにアクセスして、IDを取得した後にログインするだけで、手持ちのAndroid端末1台から同時に複数機種のAndroid端末に対して、自動でアプリケーションのテストを実行することができる。出力画面は、ウェブブラウザ上からリアルタイムで確認することが可能。テスト操作の内容を自動で記録して、テストシナリオを作成する機能も搭載しているので、再テストする際にも手間を省くことができる。出力画面のスクリーンショットを保存したり、動画として記録する機能も搭載。また、テスト結果のレポートにも対応している。

 複数のAndroid端末を手元に用意する必要がないので、コスト削減につながる。また、手元の実機を一度操作するだけで、さまざまなデバイスで検証できるので、テストにかかる時間を大幅に短縮できる。事業統轄本部の李水平・先端技術研究センター長は、「ほかにもモバイルアプリのテストサービスを提供しているITベンダーはあるが、手元にある実機1台を操作するだけで、複数機種を同時にストリーミングしながらテストすることができるのは『Sumatium』だけだ」とアピールする。

 ターゲットは、日本Androidの会に参加している個人の開発者や、Android業務アプリを手がける法人のほか、授業でAndroidアプリを開発する大学や専門学校。SJIは、当面はβ版として無料で提供し、ユーザーの反応をみながら有償化する方針だ。(真鍋武)

リアルタイムで同時に複数のAndroid端末のテスト状況を確認できる