日立システムズは、製薬業界向けにバリデーション(検証)機能を備えた「医薬クラウド」サービスを開始する。バリデーションとは、薬事法などにもとづいて製薬業界に求められているシステムの妥当性を保証する取り組み「CSV(Computerized System Validation)」のこと。日立システムズは、このバリデーション対応のクラウドサービス「バリデーティッド・リソースオンデマンドサービス」を開発した。

 人の命や健康に関わる医薬品の開発・製造に利用されるITシステムには、開発から運用、廃棄に至るまでのライフサイクルすべてにわたって正しく開発され、意図したとおりに動作し、その状態が維持されていることを検証し、保証する取り組みが求められる。日立システムズはここに着目し、自社のIaaS/PaaS型クラウドサービスに製薬業界向けのバリデーション機能を付加した。

 日立システムズは、「バリデーティッド・リソースオンデマンドサービス」を、自社の特定業種向けクラウドサービスの付加価値機能に位置づけ、2015年度末までに累計6億円の増収効果を見込む。(安藤章司)