サイオステクノロジー(サイオス、喜多伸夫社長)は、米Nginxと販売パートナー契約を締結し、OSS版のウェブサーバーソフトウェア「Nginx」をベースに機能を拡張した商用製品「NGINX Plus」を、7月1日から国内で販売する。サイオスは、Nginxにとって海外での初の販売パートナーとなる。

 「Nginx」は、高負荷下でより高いパフォーマンスを実現する高速・軽量のウェブサーバーソフトウェア。2004年に最初のバージョンをリリースし、現在、全世界のアクティブサーバーの約14.2%で採用されるまでに成長した。アクセス数上位1000サイトでは、「Nginx」の利用率は39.1%に上り、Facebook、Hulu、Dropboxなどの大規模なウェブサイトで利用が拡大している次世代ウェブサーバーだ。

 「NGINX Plus」は、OSS版の「Nginx」にApplication Load Balancing、Advanced Cache Control、HTTP Live Streaming(HLS/VOD)などの拡張機能を搭載し、エンタープライズ領域での利用に向けてNginxが13年8月に米国で発売した製品。エンタープライズ向けのサポートサービスを付加した製品で、サブスクリプション契約で提供する。

 サイオスは、創業以来、LinuxをはじめとするOSSを活用した企業システムの構築支援やOSSサポートサービスの提供を通じて、OSSに関する技術とノウハウを積み重ねてきた。「NGINX Plus」の提供でも、サイオスが培ってきた技術とノウハウを生かし、日本語でのサポートを付加した「NGINX Plus」の販売と導入支援を提供。今後1年間で1000本の販売を目指す。