【北京発】賽欧思(北京)科技(サイオステクノロジー北京、大塚厚志総経理)は、中国のハードウェアメーカーである聯相集団(レノボ)と販売パートナー契約を結んだ。レノボは、自社のサーバー製品とサイオステクノロジーの事業継続向けソフトウェアを組み合わせて販売する。

 2010年に設立されたサイオステクノロジー北京は、障害発生時に予備のシステムに瞬時に切り替えることで企業の事業継続を支援する高可用性クラスターソフト「LifeKeeper」とデータ複製ソフト「DataKeeper」を、中国の地場SIerやリセラーを通じて中国市場で販売している。サーバーベンダーでは、ヒューレット・パッカード(HP)中国などと販売代理店契約を結び、サーバー製品と事業継続ソリューションを組み合わせて提供している。 

大塚厚志総経理

 今年3月にはレノボと協業。大塚総経理は「レノボがIBMからx86サーバー事業を買収することを発表し、サーバーを拡販する新たな方法を探しているなかで、当社製品との組み合わせにメリットを感じてもらった。『LifeKeeper』は、2台以上のサーバーを同時に利用する必要があるので、サーバーメーカーとしては販売台数を増やすことができる。日本本社でIBMと協業していて、IBMサーバーの販売で実績をもっていることも評価につながった」と語る。

 サイオステクノロジー北京の顧客は、現在はほとんどが中国資本の企業。中国企業は、保守やライセンス更新の契約をしてくれるケースが少なく、売り上げを伸ばすためには新規のライセンス数を増やすことが重要だ。大塚総経理は、「今後も販売代理店の拡充に力を入れる。ここ数年は年間で数百ライセンスを販売してきたが、近い将来は年間1000ライセンスまで増やしたい」と語る。今年度(2014年12月期)の売上高目標は、前年度比で2ケタ成長に置いている。(上海支局 真鍋武)