ニュース
EIZO プロ向け液晶モニタを拡販 差異化で2ケタ成長を狙う
2014/07/17 18:49
週刊BCN 2014年07月14日vol.1538掲載
次長
一般オフィス用途向けにも、パソコンやソフトと組み合わせて液晶モニタを提供しているが、平野次長は「伸びてはいるが、他社との差異化が難しく、価格で勝負せざるを得ない状況だ」と漏らす。価格競争に関しては、外資系メーカーが攻勢をかけてきており「消耗戦を強いられている」という。
そこで、まずは強みであるクリエイティブ分野での知名度をさらに上げて、「当社の液晶モニタが他社よりも高品質であることを認識していただき、一般オフィス向けでも、価格より質を認めてもらえる土台をつくる」という戦略を採る。一般オフィス向けにはブルーライトをカットした「Paperモード」や、画面のちらつきを和らげる「EyeCare調光方式」などを搭載した「FlexScan EVシリーズ」を提供し、「目にやさしい」「疲れない」などを訴えて拡販している。(佐相彰彦)
- 1
関連記事
2011年、売れるデジタル機器は? 購入意欲を刺激するキーワードが目白押し