アイティフォー(東川清社長)は、8月13日、静岡銀行(中西勝則頭取)から住宅ローン審査支援システムを受注し、5月19日に稼働を開始したと発表した。

 システムは、審査のために営業店が行っていた業務を本部へ集中し、系列保証会社との間で同システムを共用することで、住宅ローン審査のスピード化・効率化を図るもの。顧客から提出された書類をイメージファイルとしてシステムへ取り込むことでデータ化し、個人信用情報の照会、返済能力や担保などの内容確認、返済の確実性を数値化するスコアリング、可否の判定までを自動化する。また、本部と関連保証会社で一括審査を行うことで業務を効率化し、審査結果を即日または翌日に回答できるなど、大幅なスピード化を実現した。

 さらに、このシステムを静岡銀行の融資系サブシステム群である担保評価システム、融資支援システム、契約書作成システムとデータ連携。仮審査の通過後、本審査から成約に至るまでの過程で情報をデータ連携することで転記ミスをなくし、業務の自動化とスピード化を図る。契約書の作成に必要な書類も入力済みのデータから自動作成できるので、何度も書類を書く手間がなくなり、顧客満足度の向上につなげることができる。

 受注金額は非公開。この住宅ローン審査支援システムは、すでに30超の導入実績があり、無担保ローン審査や途上与信を含む審査支援システム全体では70超の導入実績をもつ。住宅ローン審査支援システムの価格は、税別2600万円から。アイティフォーは、今後1年間で10社からの受注を目標とする。