アイティフォー(東川清社長)は、東京テアトルグループのテアトル債権回収(田中修一社長)からサービサー(債権回収会社)向け債権管理システム「TCSサービサーシステム」を受注し、7月に稼働を開始したと発表した。

 「TCSサービサーシステム」は、債権の管理回収業務を効率化するパッケージソフト。顧客の現在の状況を一画面で管理できる基本属性管理をはじめ、時効・入金約束などの管理を行う期日管理機能や、督促状や競売申立てなどの法務文書、各種書類の自動作成機能などを備え、管理回収業務を効率化する。

 「TCSサービサーシステム」から出力される帳票の一部(法定帳簿1-6号)は、全国サービサー協会が2011年2月に主催した「自主ルール改正案説明会」で、サービサー法が定める法定帳簿のサンプルとして採用されている。これは、2010年7月1日に改正・施行された「債権回収会社の審査・監督に関する事務ガイドライン」によってサービサーに一層の内部統制強化が求められるようになった結果、法定帳簿への必要記載事項などが見直されたことから、サービサー協会が業界各社に対して周知するためにつくったサンプル集だ。

 テアトル債権回収は、これまでASP方式の他社システムを利用してきたが、サービス提供終了を契機に「TCSサービサーシステム」にリプレースした。「TCSサービサーシステム」が標準で「事務ガイドライン改正」に対応し、その運用を具体的に定めた「全国サービサー協会自主ルール」にも対応していること、さらには導入実績を評価して決定した。