ネットワンシステムズ(吉野孝行社長執行役員)は、10月10日、富士重工業(吉永泰之社長)が今年8月に移転した新本社オフィスのビデオ会議システムを構築したと発表した。

 富士重工業は、国内外に多くの拠点・関係会社・取引先があり、企画・設計・製造部門等の複数部署をまたぐ打ち合わせが多いことから、移動時間・出張コスト削減のためにビデオ会議システムを導入していた。しかし、「増加するビデオ会議の開催希望に対して、端末数が足りない」「画質・音声が粗く、相手の表情がわかりにくい」「操作が複雑」といった課題があった。

 この課題に対して、新本社オフィスのビデオ会議システムは、ビデオ会議端末を旧本社の5倍の約50台に大幅に増台。すべての会議室でビデオ会議ができるようにするとともに、持ち運びできる端末を導入することで、場所を選ばないビデオ会議ができるようにした。また、従来導入していたビデオ会議端末から、画質・音質と操作性を大きく向上した。

 これによって、富士重工業は、グローバルにわたる多くの拠点・関係会社・取引先と、高品質のフェース・トゥ・フェースの会議を数多く・即座に開催できるようになり、業務効率の向上と迅速な意思決定を実現した。

 ネットワンシステムズは、ビデオ会議システムの提案にあたって、最先端ICTを体感できるデモ施設「ソリューション・ブリーフィング・センター」で、複数メーカーのビデオ会議システムの画質・音質・操作性を回線速度に応じて具体的に比較できるように提示。さらに、ビデオ会議の活用を含めた、時間と場所を選ばない新しいワークスタイルをネットワンシステムズ社員が実践している様子を「Innovative Office 見学エリア」で案内し、効果を具体的に提示したことが富士重工業から高く評価され、採用に至った。

 構築したビデオ会議システムは、Cisco TelePresence製品群で構成。固定型端末にはCisco TelePresence SXシリーズ、Cisco TelePresence System Integrator Cシリーズ、可搬型端末にはCisco TelePresence EXシリーズ、多地点接続装置にはCisco TelePresence MCU、セッション管理・制御にはCisco TelePresence Video Communication Server、会議管理にはCisco TelePresence Management Suiteを使用した。