日立システムズ(高橋直也社長)は、11月5日、東南アジアでのITサービス事業を強化するため、マレーシアの子会社であるHitachi Sunway Information Systems(日立サンウェイ)を通じて、シンガポールのITサービス企業I-Net Solutionsと関連会社(アイネットグループ)を買収してグループ会社化(100%出資)すると発表した。

 日立システムズでは、年内をめどに買収の手続きを完了し、その後I-Net Solutionsは、Hitachi Sunway Network Solutions(日立サンウェイネットワークソリューションズ)に社名を変更する予定。

 日立サンウェイは、東南アジアでの事業を強化している日立システムズが東南アジアに初めて設立した合弁会社で、本社をマレーシアに置き、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンに子会社をもつ。事業開始後、順調に業績拡大を続け、今年8月にはITサービス事業拡大のために、マレーシアでデータセンターの運用を手がけるFree Net Business Solutions(フリーネット)を買収、子会社とした。さらに、10月31日付でデータセンターのコンサルティング・設計・構築などを手がけるPowerware Systems(PWS)との資本業務提携している。

 アイネットグループは、シンガポールを本拠地として、マレーシアをはじめとした東南アジアで、ITインフラ構築サービスやマネージドサービス、コンタクトセンターサービス、データセンターサービスなどのITソリューションをワンストップで手がけている。日立サンウェイは、フリーネットの子会社化やPWSとの資本業務提携に加え、今回の買収によって、東南アジア地域での事業体制と、ITインフラ導入からアプリケーションサービス、マネージドサービス、データセンター関連サービスまでのワンストップサービスをさらに強化していく。