データ分析用のプラットフォームをサービス型で提供するトレジャーデータ(三橋秀行社長)は、通信によって機械同士で情報を交換し合う「M2M(Machine to Machine)」の活用が進みつつあるなかにあって、製造業や小売業を中心とする企業に対しての提案活動に注力する。サービス型なので、短期間で利用を開始できることを訴えて、センサで収集したデータを分析し、ビジネスに生かすためのツールとしてトレジャーデータのプラットフォームを売り込む。

ハナ・スモールツリー
バイスプレジデント
 米本社でマーケティングを担当するハナ・スモールツリー・バイスプレジデントは、「2012年のサービス開始以来、グローバルで約100社のお客様を獲得した。現在は、1日あたり100億件以上のデータを処理している」と、事業を順調に伸ばしていることを語る。日本では、衣料品などの販売を手がける「無印良品」を運営する良品計画やファミリーレストラン事業のすかいらーくにプラットフォームを納入しており、導入実績を広げているところだ。

 同社はもともと、ウェブサイトを運営する企業やゲーム会社を主なターゲットに据えてきたが、センサによるデータ収集が活発になりつつある環境にあって、昨年からM2Mを切り口にして提案活動に力を入れている。

 とくに日本では、2020年の東京五輪に向け、センサで集めたデータの分析・活用のニーズが旺盛になると捉え、これをきっかけに事業拡大に動こうとしている。(ゼンフ ミシャ)