アイキューブドシステムズ(佐々木勉代表取締役)は、インテル、サイバートラストと協業し、モバイルデバイスのリモート管理機能強化に取り組む。具体的には、従来、iOSとAndroidの端末が対象だった同社のMDM(モバイルデバイス管理)製品「CLOMO MDM」のWindows対応版をリリースすると同時に、インテルのvProテクノロジーにも対応して、電源制御を含む運用管理機能を提供する。これに、以前からCLOMOが連携しているサイバートラストのデバイス認証(電子証明書発行)サービスを合わせ、PCを含めた幅広いモバイルデバイスに対応した包括的な運用管理サービスを提供し、モバイル資産管理の新たなスタンダードとして市場に訴求していく考えだ。

アイキューブドシステムズ
畑中洋亮
取締役
 アイキューブドシステムズの畑中洋亮・取締役社長室長は、「IoT(Internet of Things)の浸透などを見据えて、対応デバイスの拡大という考えが基本にあり、Windowsにも対応範囲を拡大した。ただし、ただの資産管理ツールで終わらせたくはなかった。現在はクラウド上で情報を処理するのがトレンドだが、モバイルデバイスはどんどん進化していて、近い将来、さまざまなデバイス上でも高度な処理を行う分散型処理の世界に変わるだろう。そうなると、チップのマネジメントの領域まで入っていかなければ、ユーザーの生産性を高める効率的なモバイルデバイスの運用ができないと考えた。それが、インテルとの協業を検討するきっかけになった」と説明する。

 インテル法人営業推進本部の糀原晃紀・シニア・ソリューション・スペシャリストも、「スマートデバイスは、インテルにとっても無視できない市場に成長している。アイキューブドシステムズとの協業で、従来のWindows PCに求められていたハイレベルのセキュリティに加えて、モバイル端末特有の機能が強化され、vProテクノロジーを安心して使ってもらえる機会が広がった。また、サイバートラストとの連携で、端末認証のセキュリティも強化できる」と期待している。(本多和幸)