日立システムズエンジニアリングサービス(帆足明典社長)と日立システムズ(高橋直也社長)は、仮想デスクトップ環境でセキュアにUSBデバイスを管理・利用できるソリューション「仮想デスクトップ USBデバイス統合管理ソリューション」を、4月8日に発売した。

 同ソリューションは、仮想デスクトップ環境でUSBデバイスを利用する際の接続制限やアクセス管理、証跡管理を、より厳格にできるソリューション。TCSI(田口善一社長)のシンクライアント用仮想USBデバイス統合管理ソフト「VUMS(バムス)」を用い、仮想デスクトップ環境下の端末に接続するUSBデバイスを管理する。たとえば、USBメモリやスキャナ、プリンタ、ICカードリーダ、デジタルカメラなどのUSBデバイスについて、あらかじめ許可・登録したデバイスのみを利用可能にすることで、不正なUSBデバイスの接続を防止する。

「VUMS」を活用した仮想デスクトップシステム概要図

 また、ユーザー別、ユーザーグループ別のきめ細かなアクセス制御や、詳細な証跡管理を行えるため、不正なファイル操作などを抑止できる。なお、USBデバイスの利用にあたって必要になるドライバ(プログラム)についても、端末ごとではなく、サーバー側で一元管理できる仕組みとなっているため、新しいデバイスの利用登録やユーザー権限の付与なども効率的に行える。顧客は、同ソリューションを利用することにより、端末環境を仮想デスクトップ端末に一元化でき、セキュリティの向上と業務効率向上の両立を実現できる。

 今後、日立システムズエンジニアリングサービスは、日立システムズ、地域グループ会社と連携し、仮想デスクトップ環境でのUSBデバイスの接続管理やアクセス管理、証跡管理に課題を抱える金融業や公共分野を中心に幅広い業種に向けて同ソリューションを拡販し、18年度末までに累計10億円の売り上げを目指す。