ワイ・ディ・シー(YDC、三奈木輝良社長)は、データベース災害対策ソフトウェアの最新バージョン「Standby Express Ver.5」を、4月22日に発売した。

 「Standby Express」は、本番稼働しているデータベースの内容を、別に用意した予備のデータベース(スタンバイデータベース)に定周期でデータの差分をバックアップする製品。万一の時は、スタンバイデータベースが、ボタン1つで本番使用可能な状態に数分で切り替わる。高価なバックアップ用のソフトウェアやハードウェアを必要とせず、低コストでRTO(目標復旧時間)とRPO(目標復旧時点)を極小化することができる。現在約400システムの導入実績がある。

 今回の新バージョンでは、本番機からスタンバイ機へ転送するデータの「暗号化機能」と「帯域制御機能」をサポートした。これによってデータをより安全・効率的に転送することが可能となった。このほか、「遅延適用」と呼ぶ機能をサポート。万一、本番機のデータを削除するオペレーションミスが発生した場合でも、スタンバイ機には削除前のデータを一定期間残す設定が行える。また、同期や切り替えなどのタイミングで、ユーザー任意のプログラムを実行することが可能になった。

 価格は110万円から。同社では、今後も代理店販売を強化するなど積極的な拡販活動を展開する方針で、初年度200システムの販売を見込んでいる。