NTTソフトウェア(NTTソフト、山田伸一社長)は、5月11日に代理店契約を締結した英CertiVox社のパスワードを使用しないM-Pin認証技術を採用した製品の第一弾として、エンタープライズ分野の認証基盤「TrustBind(トラストバインド)の新バージョンを今夏から販売すると、5月12日に発表した。

 TrustBindは、CertiVoxのパスワードレス認証技術とクラウドサービスの認証を連携し、新たなクラウドサービスの認証方式を提供する。同製品の認証機能を利用することで、クラウドサービス利用時に、より便利で強固な認証を行うことができる。

 具体的には、スマートフォンなどの端末固有の認証方式と連動するM-Pin認証技術と各種クラウドサービスを同製品で連携し、パスワードレスでクラウドサービスの利用が可能となる。ID/パスワードを用いた認証を一切行わないため、中間者攻撃やパスワードリスト攻撃に強く、クラウドサービスからの情報漏えいの懸念がない。

本製品提供イメージ

 M-Pin認証技術により、従来の認証強化技術のワンタイムパスワードやクライアント証明書と同等以上の認証レベルを低コストで実現する。ワンタイムパスワードを利用するための専用ハードウェアは不要。また、クライアント証明書を利用する際に必要な認証局の構築や証明書の配布業務、利用者の証明書インストール作業がなくなり、運用コストの削減が見込める。

 価格は、1ユーザー月額300円から。