ソフトバンク・テクノロジー(SBT、阿多親市社長CEO)は5月14日、鹿島建設(鹿島、中村満義社長)と国内グループ会社29社に対し、Microsoft Office 365(Office 365)とADFS on Cloudを導入したと発表した。

 グローバルに事業を展開する鹿島では、国内外に多くのグループ会社を有しているが、国内グループ会社の中でメールシステムを個別に導入・運用している会社もあった。そこで同社は、グループ全体にわたるコミュニケーション向上やシステムのトータルコスト圧縮、運用の負担軽減を目的として、メールシステムの統合を検討。これに対しSBTは、Office 365(Exchange Online)とADFS on Cloudによって、メールシステムをクラウド環境で統合する提案を行った。

 この提案に対して、鹿島サイドは、「2万人規模のエンドユーザー数に対応できる」「メールシステムが一つに集約できる」「柔軟な拡張性をもつ」といった理由から、Office 365の採用を決定。ADFS on Cloudを通じたユーザー認証やID管理によって、メールシステムのセキュリティを担保する方針を固めた。

 加えて、STBが持つ、大企業に対するクラウド導入・運用の豊富な実績・ノウハウ、そして、導入から運用までをトータルにサポートできる能力なども、鹿島による評価につながったようだ。

 鹿島では今後も引き続き、Office 365のグループ全体での活用の幅を広げ、業務効率化・生産性向上に生かしていく計画だ。