韓国のSK C&C(朴正浩代表理事兼社長)は、7月6日、「バングラデシュ情報ハイウェイ(国家基幹通信網)」を構築したと発表した。

 同社は、2012年の年末から2年7か月の期間をかけて、バングラデシュの中央政府と所属行政部門の計368にのぼるサイトを一つの基幹通信網につなげ、専用の光ケーブル網、転送網、インターネット網などを統合する国家基幹電算網を構築してきた。

 1991年に設立されたSK C&Cは、システムインテグレーションおよびITアウトソーシングサービスを提供している。主に大手企業や政府の情報システムを構築しており、2014年には韓国電力ICTセンターや国民年金機構ICTセンターなどを構築した実績がある。

 バングラデシュの情報ハイウェイプロジェクトの受注金額は320億ウォン。これまでに、地域ごとのネットワークを全国の一つのネットワークに統合することによって、政府が公共情報を一元的に管理できるようにする基礎インフラを構築するプロジェクトだ。

 また、TOSS(Total Operation Support System)を構築して、ITの設備からソフトウェアの運営などシステムのトータルIT資源マネジメントの体系も整備している。

 今回の基幹通信網の構築は、知的財産、税金、住民登録など、バングラデシュ国民向けの情報サービスにおけるシステム化の第一歩となるため、韓国のIT輸出の新たな創出につながると見込んでいる。(文/鄭麗花)