日本ナレッジ(藤井洋一社長)は、日本適合性認定教会(JAB、久米均理事長)より、「試験所認定」と呼ばれる、試験所の国際標準規格である「ISO/IEC 17025(試験及び校正を行う試験所の能力に関する一般要求事項)」を取得した。これに伴い、8月27日、同社内で認定授与式を行った。

日本適合性認定協会の久保真専務理事(左)と日本ナレッジの藤井洋一社長

 試験所認定は、特定の種類の試験・校正を実施する試験所の技術能力を証明する手段の一つ。JABは、国際規格ISO/IEC 17025に基づいて、試験所・校正機関の審査を行い、試験または校正を行う能力があるということを認定する。今回、日本ナレッジの札幌事業所ソフトウェア検証センターが、ISO/IEC 17025を取得。国内で初めてのソフトウェアの認定試験所となった。

 これまでは、ソフトウェアの試験所としての審査基準がなかったため、2年半をかけて、「ソフトウェアの試験所としての能力をどういう形で評価するか、ソフトウェアの審査基準を明確にした」(JABの久保真専務理事)。日本ナレッジの藤井洋一社長は、今回の試験所認定の狙いを、同社の第三者検証サービスの技術力の高さを示すと同時に、「日本のソフトウェア製品を海外へもっていきたい。そのために今回の認定が必要だった」として、国際規格の認定を受けることで、海外にも日本のソフトウェア製品を広めていきたいとの思いを述べた。今後、コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)の、国際規格に準拠した国産ソフトウェア製品の第三者評価であるPSQ認証制度を、「海外と相互承認できるように動いていきたい」としている。