日立システムズ(高橋直也社長)は、9月3日、ワンストップサービスの強化のため、日立ハイテクソリューションズ(水谷隆一社長)から、10月1日付で総合経費管理システム「Traveler'sWAN(トラベラーズワン)」に関する事業と人財を承継すると発表した。

 日立システムズでは、クラウド、グローバル、BPOサービスの3分野を成長エンジンとして強化するとともに、顧客の要望に応えるワンストップサービスの実現に向け、従来の枠を超えた独自サービスの提供に取り組んでいる。とくに BPOサービスの分野では、データセンターやコンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点など、顧客の業務を支えるサービスインフラを活用し、顧客の業務を丸ごと請け負うサービスの提供に注力している。

 今回、こうした取り組みの一環として、注目度が高い経費精算システムを中核としたBPOサービスを新たに提供開始するため、日立ハイテクソリューションズから「Traveler'sWAN」の事業を承継する。

「Traveler’sWAN」とBPOサービスを組み合わせたサービスのイメージ図

 「Traveler'sWAN」は出張手配から旅費・経費精算までを、一つのシステムで管理できる総合経費管理システムで、これまでに累計約630社の導入実績がある。日立システムズは、競争力のある同システムを製品ラインアップの一つに取り込むとともに、自社のサービスインフラを生かし、電話での操作問い合わせ対応や経費精算事務代行などのBPOサービスまでワンストップで提供することで、「Traveler'sWAN」の事業を拡大し、18年度末までに累計40億円の売り上げを目指す。