理経(黒田哲夫社長)は、9月18日、米ドローンシールドのドローン検知システム「DroneShield」のレンタルサービスの受付を開始すると発表した。

 「DroneShield」は、ドローンが発する飛翔音を検知する独自のAcoustic detection(音響検知)テクノロジーを利用して、集積した音を解析し蓄積されたデータベースに照合する。これによりドローンの接近を検知する。

 レーダーでは感知できない小型のドローンも高精度で検知し、150m離れた場所からドローンを検知することが可能。オプションのパラボラアンテナを使用することで、1000m離れた場所からも検知できる。飛翔音がドローンである場合には、アラート機能により瞬時にスマートフォンへのメール送信や外部インターフェースに連携できる。複数の場所に設置したセンサを、ネットワークを利用して一元監視することも可能となっている。

DroneShield製品写真

 また、一時利用以外に顧客のニーズにより、解析用のサーバーについて、クラウド型とオンプレミス型の二つの構成が可能。クラウド型は設置のしやすさ、オンプレミス型は検知処理の速さとセキュリティの強さが利点となる。

 同社ではDroneShieldを、スポーツイベントや野外フェスティバルなどで、VIP警備のため一時的に利用したいとの要望に対応するため、レンタルパッケージでのサービスを開始する。レンタルパッケージには、4台のDroneShield、事前環境測定と設置調整費のほか、半径300mまでのエリアをカバーする基本セットが含まれる。基本パッケージのほかに、オプションとして設置のための調査基本設計や無線通信接続をするための無線通信機器などを用意し、顧客のニーズに合わせた最適なシステム構成での提案が可能となっている。

 税別価格は、基本2日間パックが70万円。オプションとして、設置調査基本設計 1日が12万円(交通費/宿泊費など別)、FWA(Fixed Wireless Access)ネットワーク 2日間が40万円。簡易ポールオプション 2日間が3万円/1か所、電源オプション 2日間が3万円/1か所。