クムジャパン(小山田佳裕代表取締役)は、9月28日、富士通(田中達也社長)が、米クムの提供する「クム エンタープライズビデオソリューション」(動画配信サーバー)を導入し、事例情報を公開したと発表した。また、富士通が実践するノウハウをサービスとして提供する「グローバルコミュニケーション基盤」の一部「エンタープライズ・ビデオ基盤(企業内動画)」として追加し、外販するためにクムとパートナー契約も締結した。

 富士通 IT戦略本部の纐纈孝彦本部長は、導入前の課題として、「社内のコミュニケーション手法として、各部門に動画配信プラットフォームを導入していたが、一元管理ができていなかった」、また「グローバル規模での社長メッセージを、遅延なく確実にライブ配信する目標があったが、社内のネットワーク負荷が心配だった」という二つの点を挙げている。

 導入の決め手については、「クムはアクティブデレクトリと連携し、部門ごとに動画の視聴制限をかけることができ、高いセキュリティが実現できた」、「全社内で導入するには、冗長構成、キャッシュサーバーなどの対応が必須だったが、クムは対応済みだった」、「クムにはスピーチサーチという音声情報で必要なシーンを検索できる機能があった」、これらが評価のポイントになったとしている。

 さらに、「社内のポータルサイトと連携し動画を活用する仕組みがあり、将来の拡張性も視野に入れている」、「クムは大企業での実績が多数あり、市場調査会社の評価が高かったことも採用を決めたポイントだった」という。そして、「一番評価したポイントは、大規模なライブ配信を成功させた実績が数多くあったこと」と述べている。