ネットワンパートナーズ(川口貴久社長)は1月15日、国内で初めて、シスコシステムズ(アーヴィン・タン社長)と、Internet of Things(IoT)ディストリビュータ事業の推進で合意し、日本市場に向けたIoTによる新たな協力体制を構築したと発表した。

 これにともないネットワンパートナーズは、製造業分野、スポーツ&エンターテインメント分野、フィジカルセキュリティ分野でのシスコIoT製品群を活用したIoTソリューションの販売を、1月15日に開始した。ネットワンパートナーズのパートナー企業は、急速な拡大が見込まれる新しい市場でのビジネスを開始することができる。

 製造業分野では、生産現場での問題解決や情報共有のためのソフトウェアを開発するsmart-FOA(奥雅春社長)の「FOA(Flow Oriented Approach)」とシスコIoT製品を組み合わせたソリューションを提供する。また、ネットワンパートナーズとシスコは、smart-FOAが主催する「FIM(Field Information Management)コンソーシアム」へ参画し、FOAシステムによるIoTビジネスの推進を支援する。

 スポーツ&エンターテインメント分野では、デジタル化された映像配信に対応した無線・有線ネットワークによって、スタジアム内の各種ビジョンや来場者のモバイル端末への動画配信を実現するソリューションを提供する。店舗や従業員も統合ネットワークで接続することで、チケット業務や店舗システムの効率化、音声・ビデオでの対話も実現する。

 フィジカルセキュリティ分野では、IPカメラの映像を監視・分析し、緊急事態発生時には、迅速に重要な情報を適切な人員に提供するソリューションを提供する。スケーラビリティと豊富なAPIによる外部システムとの連携により、顧客は安全性に関する問題の検出、モニタリングと管理、脅威への対応まで、一貫して迅速・低コストで実現することが可能となる。

 今後、ネットワンパートナーズは、シスコとパートナー企業との協業によって、新たな分野でのIoTソリューションを開発・提供していく。