ニュース
インターネットイニシアティブ(IIJ) インドネシアセミナー開催 「短期は忍耐」だが、将来有望な市場
2015/10/22 19:04
週刊BCN 2015年10月19日vol.1600掲載
しばらくは日系企業にとって厳しい状況が続きそうなインドネシア市場だが、生産年齢人口の増加は2025年まで続き、その後の高齢化のスピードも諸外国より遅いとみられているなど、中長期的にみた場合、市場としての有望性に疑いはないと松井氏は説明。昨年10月に就任したジョコ・ウィドド大統領の政権はICT導入に積極的で、中央および地方政府業務の効率化に加え、汚職の防止や、政治・行政への住民参加促進にもICTを活用する方針を示しているという。
都市の渋滞を始め、解決すべき社会の課題が多いインドネシアだが、松井氏は「問題があるからこそビジネスのチャンスも多い」と話し、進出を目指す日本企業には「視察ではなく駐在で現地のニーズをつかむことが大切」とアドバイスした。(日高彰)
- 1