セイコーエプソン(碓井稔社長)は、11月4日、16年1月のマイナンバー制度導入に向けて個人番号の収集業務を支援するため、個人番号一括収集システムに、エプソン独自のスキャナOCR技術とエプソンの「給与計算システム」を連動した個人番号の自動入力機能を追加し、11月9日からダウンロードで無償提供すると発表した。

従業員情報が記載された仕切紙(読取りシート)(左)
スキャンした個人番号一括収集システムの画面イメージ(右)

 今回の個人番号の自動入力は、「マイナンバー通知カード」の原本と、給与計算システムからの従業員・家族マスターデータの情報が記載された「仕切紙(読取りシート)」を重ねてスキャンし、エプソン独自のスキャナOCR技術によって実現するもの。「マイナンバー通知カード」の原本をOCR処理することで、精度の高い個人番号入力の自動化を実現し、手入力作業に発生しがちな個人番号の入力・確認ミスを削減するとともに、個人番号入力業務の効率化を図る。

マイナンバー個人番号自動入力の業務フロー

 OCRの読み取りミスがあっても、チェックデジット機能により、エラーメッセージが表示されるため、「マイナンバー通知カード」の画像を画面で確認しながら修正することができる。

 同社では、個人番号の入力方法として、「個人番号一括収集システム」による自動入力以外にも、「給与計算システムへの直接入力」、「Excelファイルへの直接入力」の2種類を用意しており、企業規模や通知カードの収集方法、運営方法などの状況にあわせて利用することが可能となっている。