Arcserve Japan(江黒研太郎社長)は、バックアップアプライアンス製品「Arcserve Unified Data Protection 7300 Appliance」(Arcserve UDP 7300)の受注を開始した。2月初旬より、順次出荷する予定である。

 米Arcserveはデータ保護専業ベンダーとして、2014年に米CA Technologiesから独立。日本法人も、Arcserve Japanとして活動を始めて約1年となる。その同社が今回投入するのが、日本市場では初となるバックアップアプライアンス製品だ。

 その狙いについて、Arcserve Japanの中田皓介・営業統括部パートナーアカウントマネージャは「10TB以上で、物理サーバーと仮想サーバーが混在するような中規模環境では、最適なバックアップ/災害対策ソリューションが存在しなかった」と語る。

 Arcserve UDP 7300は、物理/仮想サーバーの混在環境で使用でき、バックアップ対象台数の制限がないため、サーバーを仮想環境やクラウド環境へ移行している最中でも、ライセンスを気にせずに使用できる。搭載ストレージ容量は12TBだが、スケールアウトに対応していて、追加した場合でも一つの画面で統合管理ができる。遠隔バックアップ機能は、遠隔地に設置したArcserve UDP 7300のほか、クラウドへのデータ転送にも対応している。

 「納品から5年間のメンテナンスがセットで、標準価格は340万円。ハードとソフトを別々に調達するよりも簡単で割安」と中田マネージャ。扱いやすさとコストメリットを訴え、販売につなげていく考えだ。(前田幸慧)