東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、大澤正典社長)は、2月19日、都内で年次イベント「MCFrame Day 2016」を開いた。今回は、「日本の製造業にものづくりのためのITを~『ITと現場』の真の融合~」をテーマに開催。この直前に同社は、アマゾンウェブサービス(AWS)のパートナープログラム「AWS Partner Network」に加入して、AWSのサービスをベースに、IoTを活用した製造業向けの高度なサプライチェーンマネジメントソリューションなどを提供していくことを明らかにしている。MCFrame Day 2016でも、製造業向けのIoTにフォーカスしたセッションが大半を占め、旬の話題とあってか、参加者が熱心に聴講する姿が目立った。

大澤正典社長
 イベントの冒頭、大澤社長は和装で登場。日本の製造業をITで支えるという意志をまずはかたちで示しつつ、会場を和ませた。主催者挨拶では、「IoTはもはや概念ではなく、具体的にどう経営に役立てているかという段階に入っている。B-EN-Gはエンジニアリング会社出身のITベンダーであり、(そのDNAを生かし)これまでのビジネスの中心だったERPに加えてお客様のIoT活用にフォーカスした提案をしていく」と宣言した。

 続いて、オープニングのメインプログラムとして、「製造業の新時代を拓く次世代IoTプラットフォーム構築への道」と題して、パネルディスカッションを開いた。パネリストは、アーサー・D・リトルの清水弘・シニアアドバイザー/日本工業大学技術経営大学院教務委員長、安川電機の小笠原浩・代表取締役専務執行役員技術開発本部長(=当時、現在は代表取締役社長)、シスコシステムズの八子知礼・シスココンサルティングサービスシニアパートナー、小島英揮・アマゾンウェブサービスジャパンマーケティング本部本部長、そしてB-EN-Gの羽田雅一・常務取締役CMO/CTOの5人が、モデレータは日経 BPの三好敏・技術情報グループ企画編集委員が務めた。製造業におけるIoT活用のポテンシャルを、ユーザー企業、ITベンダー、コンサルタントなどそれぞれの立場から議論した。(本多和幸)

パネルディスカッションで熱心な議論も