TCSI(田口善一社長)は4月12日、東京大学エッジキャピタル(UTEC、郷治友孝社長)を引受先とする総額2億円の第三者割当増資を実施したと発表した。また、既存株主からの株式譲渡により、テクノスジャパン(城谷直彦代表取締役)から資本参加を受けたと発表した。

 TCSIでは、データのPASERI化(無価値化)によって情報漏えいリスクをゼロにする次世代のインフラストラクチャを提供している。今回の資金調達と資本参加により、情報を守らなくても安心・安全に扱えるセキュリティフリーな社会の実現のために、「PASERI」をはじめとするソリューションの企業への導入促進、東京大学をはじめとする産学連携による研究開発、IoTプラットフォーム基盤を活用するサービスのセキュリティ強化策の研究開発、海外への事業展開などを加速していく方針。

 PASERIは、「情報は守れない」を前提に、データをPASERI化して、二つ以上の媒体に分散保管し、必要な時だけ元のデータに復号して利用することで、保管時の情報漏えいリスクを軽減するとともに、データを安全に保管できるソリューション。今までにない発想の転換で、セキュリティと利便性の両立を可能としている。