KT(黄昌圭会長)は4月8日、米国ノースカロライナ州に本社を構えるアナリティクスソフトウェア・サービスのリーディングカンパニー、SAS Korea(SAS、チョ・ソンシック代表)と、クラウド事業提携に関する覚書を締結したと発表した。

 提携の狙いは、KTのクラウドインフラとSASのアナリティクスソリューションを融合し、公共の政府統合電算センター(GーCloud)と企業向け市場へのサービスを拡大することだ。

 KTは、韓国最大のIaaSベンダー。韓国企業として初めて、米国のロサンゼルスにクラウドデータセンターを構築し、韓国企業のグローバル展開に、最適なクラウド環境を提供している。現在、クラウド基盤をオープンソースで実現し、ITコスト削減に関するコンサルティングサービスを提供している。また、スタートアップ企業育成プログラムを多数手がけており、韓国クラウド市場をけん引して、エコシステムの構築を目指している。

 SASは、多くのグローバルクラウドベンダーと積極的に業務提携を行っており、レノボやファンケルなどの企業への導入実績をもつ。チョ代表は「初期費用の負担を軽減したSASアナリティクスソリューションを提供し、ユーザー企業のビジネスインサイトの探索に貢献したい」と語った。

 KT企業事業部門イ・ムンファン副社長は、「韓国企業のIT環境を最適化し、ビジネス成果を生み出せるように両社の連携を強めていきたい」と、意気込みを語った。(文/鄭麗花)