エヌシーアイ(橋本晃秀社長)は5月24日、ITシステムに関わるパフォーマンス、キャパシティ、セキュリティを最適に管理するITOA運用監視サービスの提供を開始すると発表した。

 今回のITOA運用監視サービスは、米Sightline Systemsが開発したリアルタイム・モニタリング・インテリジェンス・ソリューションをベースにしたもの。具体的には、「パフォーマンス・マネジメント・サービス」「キャパシティ・マネジメント・サービス」「セキュリティ・コンティニュアス・モニタリング・サービス(CMaaS)」の三つのサービスを提供する。

 パフォーマンス・マネジメント・サービスでは、無停止型プラットフォームソリューション「Stratus everRun」上に無停止型サイトライン・パフォーマンス・モニタリング・システムを構築し、継続的な監視を実現。ネットワークからサーバー、ストレージ、OS、ミドルウェア、アプリケーションまで、オンプレからクラウド、ハイブリッドなどの多種多様なデバイスや環境下での統合モニタリングを実施する。また、モデル定義にもとづく対象システムやアプリケーションのパフォーマンスモニタリングと、専用Viewと定期レポートによる通知を行う。さらに、収集しているデータをもとにアラートを検知し、自動化された相関分析による根本原因分析(RCA:Root Cause Analysis)の実施とその結果を通知する。

 「キャパシティ・マネジメント・サービス」では、自動化されたキャパシティ予測にもとづくキャパシティ・アラートの通知とレポートを提供。キャパシティ問題のWhat if分析やドリルダウン分析による意思決定を支援する。また、将来予測にもとづくキャパシティレポートを提供する。

 「セキュリティ・コンティニュアス・モニタリング・サービス」では、業界標準のセキュリティ基準(PCIーDSS、ISOなど)の遵守状況を、NISTが定めたCDMプログラムに準拠した手順で、四つの要素(ハードウェアアセット、ソフトウェアアセット、コンフィギュレーション、ぜい弱性)を自動的に継続してスキャニングし、セキュリティ・コンプライアンスのレベルを可視化して、マネジメントを支援する。

 提供価格の一例は、PoC(評価検証)が50万円から、初期費用が300万円から、月額費用が100万円から。価格は、台数やサービス提供範囲、内容によって異なる。