エヌシーアイ(橋本晃秀社長)は、9月15日、セゾン情報システムズ(宮野隆社長)が、クラウド型ホスティングサービス「SAISOS(サイソス)」のオプションサービスとして提供開始する災害復旧(ディザスタリカバリ)サービスの遠隔地データセンターとして、エヌシーアイ石狩データセンターが採用されたと発表した。

 セゾン情報システムズでは、耐災害性や高信頼性を兼ね備えた都市型データセンターで、24時間365日にわたり安全・確実に運用するクラウド型ホスティングサービス「SAISOS」を提供している。同社では、ITシステムの障害対策のレベルアップと昨今の災害対策ニーズの活発化を受け、同時被災確率の低い遠隔地のデータセンターでのバックアップサービスを、10月28日から提供するという。

 同サービスでは、最新のデータ仮想化技術により、都内のデータセンターと遠隔地のデータセンター、それぞれに設置したバックアップ専用ツールで、データレプリケーション(同期)を行うことで、災害発生時に迅速なディザスタリカバリが可能となる。

 今回、遠隔地のデータセンターとして採用されたエヌシーアイの北海道石狩市に位置する石狩データセンターは、事業継続やディザスタリカバリ対策に最適な郊外型・環境配慮型データセンター。北海道北西(沿岸側)地震発生を想定した場合で、津波の最高到達点が4.7mに対して建設地の地盤高は5.5m以上、さらに今後30年間で震度6弱以上の地震が発生する確率は0.18%と東京、大阪などと比べて圧倒的に低く、液状化のリスクが低い立地にある。

 また、冷涼な気候であるためほぼ通年でサーバールームの外気冷房が可能。低温の外気とシステム機器からの排熱を混合し、最適な温湿度の冷却風をサーバールームに供給することにより、空調にかかる消費電力の大幅な削減を実現している。