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OBC、企業のマイナンバー対応を支援する「運用モデル」

2016/07/20 19:12

 オービックビジネスコンサルタント(OBC、和田成史社長)は7月20日、すべての企業のマイナンバー対応を支援する「OBCマイナンバー運用モデル」を発表した。

 この運用モデルは、マイナンバー利用業務を効率的に行える業務システムとサービスを組み合わせて利用することで、マイナンバー利用時の安全性を確保しながら、業務時間の大幅削減を実現するもの。具体的には、マイナンバー利用のための専用サービス「OBCマイナンバーサービス」を中心に、年末調整申告書の回収・管理を行う「年末調整申告書サービス」を連携することで、顧客が利用している給与システムを変更することなく、マイナンバー利用の業務効率と安全性を両立できる導入モデルとなっている。

 マイナンバーの「利用」と「取扱履歴の記録」を1回で行え、自社のパソコンにマイナンバーを一切残さず、担当者はマイナンバーを意識することなく手間をかけずに安全に利用できる。源泉徴収票や各種支払調書でマイナンバーを利用した際の取扱履歴はすべて自動的に記録。参照した際にも利用目的が入力でき、履歴を一元管理できるため、万一の際の原因追究も容易に行うことができる。

 マイナンバーが記載された扶養控除等申告書を電子データで回収でき、雇用保険・社会保険の資格取得・喪失届や源泉徴収票を含む法定調書などの電子申請・電子申告が可能。窓口に出向く手間や社外に持ち出すリスクはない。

 OBCマイナンバー運用モデルに構成されている「OBCマイナンバーサービス」「年末調整申告書サービス」「法定調書奉行」は、すべて単独で利用可能。そのため、利用中の給与システムを変えることなく、企業の要件にあわせて必要なソリューションを選択できる。また、シンプルなデザインと操作性を実現し、マルチデバイス対応なため場所や時間に制約されずに利用することができる。さらに、クラウドサービスのため短期間・低コストでの導入が可能で、今年の年末調整業務対策としても十分活用できる。

 税別価格は、「OMSS+OBCマイナンバーサービス」(12月28日までキャンペーン期間中の一人あたり)で、給与奉行・法定調書奉行のいずれかを所有しOMSSに加入の場合は、初年度900円、継続750円。これ以外は初年度900円、継続900円。「OMSS+年末調整申告書サービス」で、法定調書奉行、OMSS+ OBCマイナンバーサービスのいずれかを所有しOMSSに加入の場合が年額400円。これ以外は年額500円。
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外部リンク

オービックビジネスコンサルタント=http://www.obc.co.jp/

「OBCマイナンバー運用モデル」=http://www.obc.co.jp/click/bugyo-i/mn-model/