アイキューブドシステムズ(佐々木勉社長)は8月2日、Googleが企業でのAndroidの使用をサポートするためのプログラム「Android for Work」に対応したモバイル管理製品「CLOMO MDM」を開発、Google EMM製品に認定されたと発表した。この認定をもとに同日から、Android for Workに対応したCLOMO MDMの提供を開始した。

 これまで、Android OSが搭載されたスマートフォン、タブレットは「端末価格の安さ」「高いカスタマイズ性」が評価され、国内の多くの企業に導入されてきた。今回、EMM製 品認定により、CLOMO MDMはAndroid for Workの仕様に沿った高度なセキュリティ機能の安定的な利用と、デバイス・アプリ管理を行えるようになり、安定的で効率的なモバイル管理を実現できるよ うになった。

 Android for Workに対応したCLOMO MDMでは、「マルチユーザーの利用制限」「ネットワーク設定の初期化制限」など、MDMベンダー各社が独自に行っていた機能制限をGoogleの仕様に 沿って、OSレベルで確実に行うことができる。また、MDM管理から外れる原因となる「ユーザーの追加」「Android for Work用のGoogleアカウント削除」「デバイスの初期化」などの離脱操作も制限できるようになったため、IT管理者は「モバイル管理コストの低減」 と「デバイス資産の喪失抑制」を図ることができる。このほか、IT管理者は、「Google Play ストアアプリ」や「企業独自のアプリ」を遠隔で強制インストール・強制削除できるようになった。

 さらに、通常のアプリマーケット「Google Play」を禁止しつつ、企業専用のアプリポータル「Google Play for Work」を利用できるようになった。ゲームアプリやマルウェアに感染するような危険アプリなど、無許可アプリの利用を禁止しつつ、業務用アプリを安全に 展開できるため、「アプリ管理業務の大幅な効率化」と「無許可アプリの利用防止」を両立するアプリ管理環境を実現する。

 また、IT管理者は、Android for Workに対応したCLOMO MDMを通じて、「メーラー」「ブラウザ」など、Android OSが提供する標準アプリを含めて利用を制限できるため、特定のビジネスアプリのアイコンのみを表示させて利用を強制するなど、利用目的に合わせたアプリ 管理が行いやすくなった。