Amazon Web Services(AWS)中国法人の亜馬遜通技術服務(北京)は8月1日、北京リージョンの展開について、地場データセンター(DC)事業者の北京光環新網科技(光環新網=Sinnet)との新たな提携を発表した。これによって、同リージョンで展開するクラウドサービスは今後、光環新網が運営・提供の主体になる。(真鍋 武)
新たな提携では、光環新網がサーバーとDCの運営・提供を一手に担い、AWSは後方で技術支援を担当するモデルとなる。北京リージョンは「AWS operated by Sinnet」として提供され、ユーザーの契約先も光環新網に一本化されるという。調査会社IDC中国は、「AWSは長期的にグレーゾーンを徘徊するのではなく、規制を満たす準備を整えた」と分析。AWSは、これまで北京リージョンを機能が限られた「限定プレビュー」として提供してきたが、今回の提携によって、本格的なサービスの提供を近いうちに開始するものとみられる。
Amazon Web Services(AWS)中国法人の亜馬遜通技術服務(北京)は8月1日、北京リージョンの展開について、地場データセンター(DC)事業者の北京光環新網科技(光環新網=Sinnet)との新たな提携を発表した。これによって、同リージョンで展開するクラウドサービスは今後、光環新網が運営・提供の主体になる。(真鍋 武)